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iPhone XS/XS MaxはLTEやWi-Fiの接続や通信に不具合?「4×4 MIMO」アンテナが原因かも

2018年10月15日| iPhoneUtility

この間、iPhone XS/XS MaxはLTEやWi-Fiの接続や通信に不具合が発生したという報告が度々受けています。最初的にインテル製のプロセッサのベースバンドに原因があると考えられていましたが、そうでもないようです。中国通信大手のHUAWEI社エンジニアはiPhone XS/XS MaxはLTEやWi-Fiの接続や通信に不具合が発生した根源が「4×4 MIMO」アンテナにあると指摘したした。

iPhone XS

iPhone XS

iPhone XS/XS MaxのLTEやWi-Fiの接続や通信不具合に関する議論が多くて、個人的なテストやプロのテストなどを大量に行われた結果が一致しませんでした。最初にインテル製のプロセッサのベースバンドが原因だと思われていましたが、雑誌PCMagのテストの結果、インテルプロセッサはダウンロードやアップロードにも何の問題もなかったそうです。

ベースバンドの他に、高周波に原因があるとも考えられましたが、サイトwiwavelengthはEIRPテストを行い、前世代のiPhone Xに搭載されたクアルコム製プロセッサのベースバンドとパファーマンスがほぼ同じです。iPhone XRも優れたLTEやWi-Fi性能を見せてくれました。

そして、中国通信大手のHUAWEI社のエンジニアは分析結果をネットで公開しました。同氏はLTEやWi-Fiの接続や通信の不具合は原因が「ベースバンド」、「高周波」、「アンテナ」この3つに絞りました。そして、「ベースバンド」と「高周波」を取り除き、最終的に「アンテナ」に原因があると考えいるようです。

初めてiPhone XS/XS Maxに搭載された4×4 MIMOアンテナ技術

4×4 MIMO

4×4 MIMO
写真元:softbank

4×4 MIMO(フォーバイフォー マイモ)とは、機種と基地局の双方に4本ずつのアンテナを使うことで、従来と比較して一度に運べるデータ量や速度が向上する技術です。

同氏の説明では:

「今年のiPhone(iPhone XS/XS Max)は初めて4×4 MIMOを採用しています。元の2本のアンテナを4本にアップグレードしましたが、アンテナを増やすことがあなを開けるだけのものではありません。4×4 MIMO技術を使用する場合は、各アンテナの隔離が非常に難しいことです。同時に、アンテナのサイズも小さくなり性能が落ちるわけです。LTEだけではなく、GPS、Wi-Fiの接続や通信にも影響がでてきます。」

そして、Skyworksの高周波エンジニアも同様な回答を指摘しています。

iPhone XS/XS MaxのLTEやWi-Fiの接続や通信の不具合についてApple公式からの結論がまだですが、アンテナの変更が確かに不具合に至る可能性があります。実際、以前のiPhone 4にも、アンテナによるLTE不具合がありました。他に、wiwavelengthのテストでは、LTEやWi-Fiの接続や通信の不具合はだいたいiPhone XS/XS Maxにあっただけで、iPhone XRが正常に動作しています。そして、iPhone XRだけが4×4 MIMOを使用していません。

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