iPhone/iPadでメールが文字化けする原因と対処法

花崎千恵|2018年04月15日

要約：iPhone/iPadでメールを送受信しようとすると、文字が化けされ、読み取りができなくまりました。その場合には、当ページの「原因別にiPhone/iPadでメールが文字化けする対処法」をご参考ください。

iPhone/iPadなどの「メール」アプリからメールを送信/受信する時、自分/相手のメールが文字化けを起こしたことがありますか？どうしてこのようなエラーが発生しましたか？どのように解決できますか？と悩んでいる方が多くいらっしゃいますよね。そこでここで、iPhone/iPadでメールが文字化けする対処法を５つご紹介します。

iPhone/iPadでメールが文字化けする原因と対処法

メールの文字化けは、歴史的な経緯や機種間の互換性の問題など、複雑な原因によって発生します。なので、ここでは、原因によってiPhone/iPadでメールが文字化けする対処法について説明します。

対策1：「UTF-8」のエンコード判定の出る特殊記号を署名等に入れておく

インターネットのメールサーバーは、元々は英語のみを処理するように設計されているため、日本語を情報として送信する際には、特定の文字に変換して送信を行っています。その際、もしコンピュータ内部で文字は文字で表示されなく、指す番号として表現されるなら、メール化けが起こします。そして、この指す番号は「文字コード」と呼びます。日本ではよく使用されている文字コードは主に４種類あり、それぞれの場面で使用されることが多いのか理解しておくことで、文字化けが生じた時に原因の理解も早まります。

最近、文字コードが自動で変換されることで、iPhone/iPadでメールが文字化けすることがよく発生します。これは送信側と受信側での文字コードが異なって、メールは正しく文字として表示されなく、文字化けの状態になったからです。その時には、UTF-8などの一般的な文字コードを指定して送信しましょう。しかし、iPhoneなどのデバイスでは、直接にUTF-8文字コードを指定してはできませんから、「UTF-8」のエンコード判定の出る特殊記号を署名等に入れておく事で、相手が文字化けで読めなくなる事を回避します。

Step 1：「設定」アプリを開く　＞　メールをタップ　＞　「署名」をタップします。

iPhone/iPadでメールが文字化けする原因と対処法

Step 2：署名欄に「⌘」（こまんどで変換）、「◉」（まるで変換）「♡」（はーとで変換）等のUTF-8で送信される文字を入力してください。

iPhone/iPadでメールが文字化けする原因と対処法

対策2：送信時に用いる文字コードをUTF-8に固定する

特定の機種にしか表示することのできない絵文字など、他機種で表示することのできない文字を送信すると、文字化けが生じる可能性が高いです。その場合、原因 1の手順に従って、「署名」機能を使って、送信時に用いる文字コードをUTF-8に固定してみてください。そうすると、メールの文字化け問題が解決できると思います。

対策3：メールをパソコンで開く

パソコンでメールを送受信する時、文字コードの自動判別に失敗した場合に備えて、文字コードを任意に選択し判別を正せる機能が搭載されていますが、iPhoneではそのような機能が搭載されません。なので、iPhoneでメールを開いて、文字化けが発生したら、そのメールをパソコンで開いて確認してください。

対策4：携帯電話キャリアのメールアドレスを使用しないでください

携帯電話キャリアのメール受送信サーバは、ガラケーとの絡みの原因で、メールの文字コードを別のものに変換したり、特定の絵文字を別の絵文字や記号に変更したりといった変換処理が行われます。そのような変換処理が多く挟まれば挟まるほど文字化けの可能性も増していきます。特にドコモのiPhone/iPadを利用する場合です。ならば、もしあなたもそのようなことがあったら、文字化けの発生を抑えられるように、自分の側で携帯電話キャリアのメールアドレスを使用しないでください。そして、もし問題はまだ解決できないなら、お使いのiOSをバージョンアップしてください。

対策5：お使いのiOSをバージョンアップする

それでも、問題はまだ解決できないなら、最終終了としてのバージョンアップを利用してください。