手元のiPhone X/8/7/6s・iPad(mini)などを新しいバージョン(iOS 11.4/11.3/11)にアップデートしたり、使う時間が長くなったりしてから、バッテリーの持ちが短くなりましたか。朝にフル充電したのに、午後にはバッテリーがなくなってしまったという経験のある人が少なくないはずです。そこで本記事では、バッテリーの減りが早いiPhoneの電池消耗を節約するための設定を紹介します。
そして、ここでのバッテリー節約術として取り上げられる設定は利便性を損なったり効果が乏しい方法もあるため、この点はご理解ください。でも、少し使い方を工夫するだけで、バッテリーが今よりずっと長持ちするはずです。
iPhoneの画面右上には、バッテリー残量を示すアイコンが表示されています。そこで、バッテリー残量を具体的な数値で表示されましたら、バッテリーの状況を正確に知ります。もちろん、これだけではバッテリーを節約できませんが、残量を数値で正確に把握できるので、バッテリー消費への意識付けにつながります。
「設定」アプリ > バッテリー > バッテリー残量(%)を有効にしてください。
アプリ別にバッテリーの使用状況を表示したら、バッテリーを使用しているアプリの一覧で使用率の大きなものから表示されて、一目瞭然です。なので、その場合、バッテリーの消耗が激しいアプリを簡単に突き止めることが可能です。
「設定」アプリ > バッテリー > 画面を下へスクロールすると、「バッテリーの使用状況」を確認することができます。
メーの「プッシュ」通知はサーバーから新着メールのお知らせを受信し、iPhoneからサーバーに命令を送ってメールを受け取ります。このためiPhoneとサーバーは短い間隔で通信を続けますので、オフにしている時に比べて消費電力が増えます。なので、その場合には、メールのプッシュ通知を無効にしてください。
設定 > アカウントとパスワード > データの取得方法 > プッシュをオフにして、フェッチも手動に変化してください。
位置情報サービス機能はGPSを利用しています。バッテリーを激しく消耗しています。なので、iPhone・iPadのバッテリーを節約するため。この機能を無効にしてください。
「設定」 > プライバシー > 位置情報サービスをタップして、オフにしてください。そして、この機能を無効化にすると、カーナビなどのアプリを利用できなくなる可能ですから、この点はご注意ください。
ダウンロードしたアプリはほとんど通知がオンにされますね。でも、あるアプリには通知がいらなくてもよいです。そして、不要な通知を無効にすることにより、ロック画面が表示される回数を減らし、バッテリーを節約できます。
「設定」アプリから通知でおこないます。そこで、無効にしたいアプリをタップして、通知を許可をオフにしまます。
画面の明るさは自動調節機能をオンにしたら、デバイスは必死に回りの环境を確認して、画面の明暗を調節しています。すると、バッテリーはかなり消耗しています。その場合、iPhone・iPad・iPodのバッテリーを節約するため、明るさの自動調節機能をオフにしてください。
Step 1:設定 > 一般 > アクセシビリティと進みます。
Step 2:ディスプレイ調整と進み、明るさの自動調節機能をオフにします。
iOS 10の場合「設定」 > 画面表示と明るさと進み、明るさの自動調節のオン/オフを切り替えられます。
iPhoneを操作しないと一定時間を経った後、ディスプレイが自動的に消灯します。これにより、バッテリー消耗を節約しています。なので、iPhone・iPad・iPodを新しいiOS 12/11にアップデートしてから、または長い間使って、バッテリーの減りが早くなったら、自動ロックの時間を短く設定してください。
設定 > 画面表示と明るさ > 自動ロックと進みます。自動ロック時間をなるべく「30秒」または「1分」などに設定してください。
基本的に、携帯電話のデータ通信より、Wi-Fi接続は消費電力が低いです。そのため、自宅など安定したWi-Fiが使えるところではWi-Fiを優先して利用してください。でも、外出時Wi-Fiをオフにすることを忘れないでください。そうしないと、逆にバッテリーを無駄に消耗します。
Bluetoothをオンにした状態だと、iPhoneは必死にペアできるデバイスを探していて、デバイスのメモリを使ってしまって、電池がかなり消耗しています。なので、その場合には、Bluetoothをオフにしてください。
設定 > Bluetooth > Bluetoothをオフにしてください。
「AirDrop」機能はUSBケーブル、ネットワークはなくても、iPhone同士で連絡先を交換したり、写真やファイルの送受信もできるです。非常に便利な機能ですが、よくオンにしたら、バッテリーはすごく消費しています。なので、もし減りが早い電池を節約したい場合、この機能をオフにしてください。
iPhone・iPad・iPodは電波の弱い場所においたら、デバイスは電波をみつけるには頑張っていますから、もちろんバッテリーの減りが早くなります。なので、もしデバイスを地下鉄、地下駐車場などのところに置いたら、バッテリーを長持ちさせるには、機内モードを利用してください。
Spotlight検索機能は、検索窓に検索したいワードを入力するだけで電話番号やメールアドレス、写真などあらゆるデータを一発でiPhone内から検索することができますが、バックグラウンドなどで処理をおこなっているためバッテリーを消耗します。なので、もし普段から利用していなければ、設定をオフすることで節約できます。
設定 > Siriと検索 > 「検索の候補」や「”調べる”の候補」をオフにしてください。
「自動ダウンロード」機能がオンになっていると、アプリのアップデートやダウンロードが自動でおこなわれます。非常に便利ですが、外出時にバッテリーがかなり消耗しています。なので、減りの早いバッテリーを長持ちさせたいなら、更新は「手動」でおこってください。
「設定」 > iTunes & App Store > 自動ダウンロードの項目をオフにしてください。またモバイルデータ通信をオフにし、Wi-Fi接続時のみ自動ダウンロードをおこなうことも可能です。
iPhoneの視差効果は、画面の切り替えを美しく見せたり、壁紙などを奥行きがあるように表現できます。これをオフにすることにより、CPUやグラフィックなど端末への負担を軽減できます。
設定 > 一般 > アクセシビリティと進み、「視差効果を減らす」をオフにしてください。
iPhoneの壁紙にある「ダイナミック」は、いわゆるライブ壁紙、背景が動画のように移り変わります。それは通常の静止画の壁紙よりバッテリー消耗が大きくなります。なので、iPhone・iPadのバッテリーの消耗・減りが早い場合、 壁紙には静止画を設定してください。
設定 > 壁紙 > 壁紙を選択と進み、壁紙を静止画から選んでください。
バッテリーの駆動時間を延ばすには、バッテリー接続アプリを利用してもよいです。例えば:「バッテリーセーバー」というアプリです。もちろん、その他のアプリにもあります。具体的には、App Storeで探してダウンロードしてください。
iOS 9から、バッテリーを節約できる「低電力モード」機能gは搭載しました。この機能を有効にすると、iPhoneのパフォーマンスは落ちますが、通話やメール、メッセージ、インターネットアクセスなどの主要機能を最低限維持したまま、バッテリーを長持ちさせます。
設定 > バッテリーと進んで、低電力モードをオンにして、iPhone・iPad・iPodのバッテリー駆動時間を節約してみます。
低電力モードを有効にすると、ディスプレイの明るさを減らし、デバイスのパフォーマンスを最適化するほか、システムのアニメーションを最小限に抑えます。そして、アプリのバックグラウンド更新を停止し、AirDrop、iCloudの同期などの機能も無効になります。
iPhone 5s以降のiPhoneでは、「フェイスダウン検知(Facedown detection)」機能が搭載され、デバイスが机などに置く際に画面を下向きにしておくだけで、センサーが感知して、通知が来ても画面をオンにしないです。それで、バッテリーの消耗を抑えています。なので、バッテリーを長持ちさせるため、この機能を活用してください。
iPhoneには、iPhoneをモバイルルーター代わりに利用できる「テザリング」機能が搭載されています。これを利用すると、データ通信量でも、バッテリーでもすごく消費して、減りは早い問題がよく発生しています。なので、アップデート、または他の原因でiPhone X/8/7/6s/6のバッテリーの減りが早い際、この機能をオフにしてください。
設定 > インターネット共有と進み、インターネット共有をオフにしてください。
出張で海外へ行ったことがある方は海外の通信事業者経由でデータ通信できる「データローミング」を利用することがありますよね。でも、これを利用して、バッテリー駆動時間の減りが大変減ります。その場合には、バッテリーを節約するため、海外でiPhoneを使用しない場合は機能をオフにしておきましょう。
「設定」アプリから「モバイルデータ通信」をタップ > 「モバイルデータ通信のオプション」をタップし、データローミングをオフ(白)にします。
iCloudは定期的にデータをバックアップしてくれますが。その一方、メモリを消費し、動作を重くさせる原因のひとつになります。なので、iPhoneが重いと感じた時、同期の必要がないデータを見直し、iCloudとの同期機能をオフにしてみましょう。
設定 > トップの「自分の名前 Apple ID、iCloud、iTunes StoreとApp Store」 > iCloud > ICLOUDを使用しているAPPから同期の必要がないデータをオフにしてください。
メールや電話など来てから、着信音が鳴りながら、バイブレーションが振動しています。でも、それで、その分の電池を消費して、バッテリーの消耗が一層になります。その場合には、一部分のアプリの着信音を見直してください。
ホーム画面から「設定」を起動 > 「サウンドと触覚」をタップ > バイブレーション下の項目をすべてをオフ(白)にしてください。
位置情報サービスを利用したさまざまなシステムサービスも、バッテリーの消耗のひとつの原因になります。なので、バッテリーを長持ちさせるため、この関連システムサービスをオフにしてください。
ホーム画面から「設定」を起動 > 「プライバシー」をタップ > 「位置情報サービス」をタップ > 項目の一番下の「システムサービス」をタップして、不要なものをオフにしてください。
診断/使用状況データを自動送信するに設定にしていると、定期的にAppleに診断/使用状況データが送られます。それで、その分の電池も消費されます。バッテリー駆動時間を節約するには、これを設定し直したらよいです。
ホーム画面から「設定」を起動 > 「プライバシー」をタップ > 下にスクロールして「診断/使用状況」をタップ > 「送信しない」をタップしてチェックマークを入れます。
イコライザは音楽を好きな音質に変えて再生できる機能で、数タップしてだけて、高音質の音楽が楽しめますが、オンにするとその分の電池を使います。なので、iPhone・iPad・iPodのバッテリー駆動時間を節約するため、使用時にのみオンにすると良いと思います。
バックグラウンド更新はアプリを閉じても、そのアプリは起動して、通信もしています。そして、その際、アプリも最新のコンテンツに更新しようと頑張っていますから、電池とメモリの両方を消費していて、iPhoneの動作が重く(遅く)になっています。従って、iOS 12にアップデートしてから、iPhoneを解放するため、バックグラウンドの更新をオフにしてください。
Step 1:設定 > 一般 > Appのバックグラウンド更新の順番でタップします。
Step 2:Appのバックグラウンド更新をオフにします。各アプリもオフにします。
ディスプレイの明るさが一番バッテリーを消耗しますので、自動ロックをオンにすると、利用しない状態でもiPhoneのロックを解除して、バッテリーを無駄に消耗しています。なので、iPhoneを使わないときにこまめに手動でスリープボタンを押してロック状態にして、電池を長持ちさせてください。
iPhoneの電池はリチウムベースの電池のため、つぎたし充電は可能ですが、電池の持ちが悪くなるとされています。iPhoneをフル充電→電池がきれるまでバッテリーを使い切る(放電させる)という方法を月に1度程度行うと、バッテリーのメンテナンスができます。
以上はiPhone・iPadのバッテリーの消耗・減りが早い場合の29個の対策です。いかがでしたか?もしバージョンアップしてから、iPhone・iPadのバッテリーの消耗・減りが早くなったら、この記事を参考にしてください。そして、もしiOS 12にアップデートしてから、様々な不具合があったら、こちらのガイドを参考にしてください。もし新たなバージョンを使い慣れないなら、iOS 11にダウングレードしてください。
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